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「体」動かしていますか?
 
「体を動かす」ことで、たぁ〜くさん『イイコ』トがあります。
「体を動かす」とは、いわゆる「脚を動かす運動」のこと。

 「運動って 野球にサッカー、バレーボール。スノーボードにスキー、マラソンやゴルフにテニスetc とかでしょ?なかなかできないのよね。運動って。」

そう思われたあなた。 
『イイコト』を体感するための運動って、何も上に書いたような『運動』でなくてもいいんです!
ここで説明させていただく運動とは、『歩く』 『階段を上り下りする』など、いわゆる脚を動かすこと。

さて、あなたは最近いつ(しっかりと)運動をされたでしょうか?
少し振り返りながら運動することのよさについてチェックしてみましょう。


動いている? 動いていない?
施術前に、よくこんな質問をさせていただきます。
「最近動いていますか?」

「動いてますよぉ〜。」 
「いつも家事で大忙しです。」
「動いているほうだと思いますよ。」
「仕事が忙しくて、あまり動いていませんね。」
「運動する時間がなくて・・・。」

など、いろいろな答えをいただきます。

「動いている」方々にさらにお聞きすると、 
『会社の駐車場から会社まで1〜2分くらいは歩く。』
『駐車場からスーパーまで歩く。』
『毎日20分は歩くようにしている。』
『できるだけ階段を使うようにしている。』

など、「動いている」程度には、かなりの個人差があるようです。

「(しっかり)動いているのか。」 
あなたの日常生活を振り返ってみたください。
□ご近所へ出かけるとき。 お車を使っていませんか?
□買い物に行くとき。 できるだけ近くの駐車スペースを必死で探していませんか?
□休日。つい室内でだらだらとTVを見ながら過ごすことが多くないですか?
□「階段」と「エスカレーター&エレベーター」を発見!当然のように後者を使っていませんか?
□スポーツクラブに入会しているのに、つい家路を急いでいませんか?
□「明日から運動しよう!」と決めたのに、暑さ・寒さを理由にサボっていませんか?

どうしても動けない理由(仕事で朝が早く、帰りが遅い。 足腰が痛くて歩けないなど。)がいろいろとあるかとは思いますが、意外に動いていないことに気がつくはず。
また、イスやベッド、洋式トイレなどの使用により、立つしゃがむという機会も減りつつあるようです。


そうなんです。人間は動かなくていい方向へ進んでいるようなのです。
特に、股関節(脚の付け根)を大きく動かすことが非常に少なくなりつつあります。
その昔、人はどこへ行くのもほとんど自分の脚がたよりでした。 
しかし、馬にまたがり、汽車に乗り、車に乗るようになり・・・・。
便利な生活を手に入れた途端、脚の動き(股関節の動き)が極端に少なくなってきました。


「股関節を大きく動かすことが少ない生活」
あなたの生活にも当てはまりませんか?
なにか不都合でも?
「股関節? それで? 何か不都合でも?」 ということになるのですが、例えば。
□運動不足で体力が落ちる。 いざというときにすぐに疲れてします。
□食事で摂取したエネルギーを消費できず、体脂肪が気になり始める。
□足腰が弱くなり、いろいろと不快感や痛みを感じ始める。
□冷え性、肩こり、むくみなどの不快な症状が現れる。
□足首、股関節の柔軟性が低下し、転びやすくなる。 etc

股関節を動かさないことによって、様々な不都合が出てくる可能性があります。

例えば、股関節の痛み。
股関節に痛みを訴える方の男女比は、1対10くらい差があるそうです。
つまり圧倒的に女性が多いということ。 
特に40代以上の女性。 
最近は30代の方にもその傾向が広まっているそうです。

女性に多い理由は、股関節周囲の筋肉が衰え、硬くなりがちだから。
股関節は様々な筋肉(腸腰筋、大腿直筋、大・中・小殿筋、内転筋群など)によって支えられ安定を保っています。
しかし、女性は一般的に男性よりも筋肉量が少なく、筋力が弱いためにあまり筋肉が使われること無く、筋肉が硬く動きづらくなっていきます。
その結果、安定していたはずの股関節にズレが生じ、徐々に軟骨が磨り減り、痛みの発症へと繋がってしまうのです。


年齢が高くなってから痛みが起こる理由は、クッションの役割をする「軟骨」に秘密があります。
10代、20代の方では、股関節のずれが多少あったとしても、軟骨が十分にあるために股関節の動きの制限や痛みなどが起きづらいのです。
若さによってある程度は痛みの予防ができていることになります。


しかし、痛くないからといって、油断して筋肉を衰えさせてしまうと、股関節に不都合が出てしまうかもしれません。
股関節の話
股関節は肩・肘・膝などいくつもある関節の中で、一番安定しています。
もっと具体的に説明しますと、
骨盤に大腿骨(太ももの骨)がはまり込む臼のような部分(寛骨臼)があり、そこに大腿上部の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいます。
互いの骨の間には「軟骨」があり、直接骨と骨がぶつからないような構造になっています。
さらに、骨盤と大腿骨は強靭な靭帯で繋がれており、安定を保っています。

年齢とともに股関節の構造に変化が起きたり、筋力の低下で股関節の安定が妨げられたりすることにより、この軟骨部分が磨り減り骨と骨が直接触れてしまうことになります。こうなると痛みを生じ、いわゆる「変形性股関節症」となっていくこともあるそうです。ただし、先天的に股関節が不安定な場合も多く、誰もが即このような症状になるとは限りません。
しかし、股関節を動かさないとまだまだ不都合なことが起きる可能性が指摘されています。

「何か不都合でも?」の項で出てきた腸腰筋(最近はよく知られるようになってきた筋肉ですよね。)の衰えも考えられます。
この筋肉は背骨と骨盤から大腿骨に伸びている筋肉で、姿勢の保持(自然な背中のS字カーブを保つ)や骨盤を正常な位置に保つ働きがあります。
また、太ももを上げるなど股関節の動きにも大切な役割を持っています。
そのため、股関節の動きが少なくなることが、腸腰筋の働きの衰えにもつながってきます。

腸腰筋が衰えることによって・・・
□股関節周囲だけでなく、全身の血行が衰えて基礎代謝(安静時に呼吸や血液循環、体温
  調節などで行われるエネルギー消費のこと)が低下。
  その結果、余ったエネルギーは脂肪として大切に! あなたのカラダに蓄えられる。
□股関節の動きが悪くなり、バランスが取りづらくなる。歩く速度が遅くなり、歩幅も狭くなる。
  高齢者の場合は転倒(寝たきりのきっかけになることも考えられる)の危険性も増す。
□股関節、骨盤のゆがみにより、体型の崩れが起こり、内蔵が下垂してポッコリお腹、クビレ
  のないお腹周りになることも。
  体形の変化だけでなく、骨盤がゆがむことにより内臓が垂れ下がり、神経や血管を圧迫。
  血行不良、むくみ、冷え、生理痛、便秘などの原因になることが少なくありません。

以上のように股関節の衰えが様々な不調や体型の崩れの原因になることが多そうです。

現代の生活は便利になってきましたが、その分体を動かす機械が減ってきていることは確かです。
便利さと引き換えに、私たちにとって不都合なことがいずれ起きてくることは容易に想像ができます。


不調の予防や改善のためにおすすめなのはやはり、「運動」ですね!

「運動」といっても、冒頭で触れたように、必死に走り回ったり、道具をそろえて、汗をダラダラとかく必要はありません。もちろんそういった運動が悪いわけではありませんが、諸事情でなかなかじっくり時間をとってテニス、バレーボール、ランニングとはいかないものです。

まずは、「歩く」、「階段を使う」など日状生活の中でできることから始めればいいんです!
自分の体のため、少し意識を変えていつもより、少し多く脚を動かし始めませんか?
「体を動かす」ことで、たぁ〜くさん『イイコ』トを体感してみてくださいね。

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